①Who(誰が) 取引を行う会社は自社とどのような会社か。他に関与する会社は存在しないか。 ②When(いつ) 取引はいつスタートしていつ終了する予定なのか。また、自動更新する予定は。 ③Where(どこで) 取引はどこで履行されるのか。 ④What(何を) 取引は何の商品をターゲットにするのか。 ⑤Why(なぜ) 取引はなぜ必要なのか。取引が発生した背景はどのようなものか。 ⑥How(どのように) 取引はどのようにして履行されるのか。売買・製造・保守・レンタルなどのいずれに該当するのか。 ⑦How much(いくらで) 取引の対価はいくらか。また、具体的な支払条件は?例えば、社内クライアントから「このような契約書を作ってくれませんか?」という依頼を受けた場合、打ち合わせなどで上記の事実について、何度も質問して現状を把握するようにしている。これらをある程度把握しないときちんとした契約書は作成できないからだ。 もっとも、この5W2Hについては、業種を問わず様々なビジネス場面で使用される思考スキームなのだが、企業法務担当者にとっても利用できると思う。従って、様々な案件に取り組む際に意識することをお勧めしたい。 5W2H|新入社員!ビジネスマナー!
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