企業法務担当者のビジネスキャリア術

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【映画】話題のSF映画「パシフィック・リム」を鑑賞する/ロボットが好きな人には十分楽しめる映画です

1.マイブーム
先日、兵庫県立美術館で開催されていた「超・大河原邦男展~レジェンド・オブ・メカデザイン~」に行ったことは以前に触れたかと思う。 

kigyouhoumu.hatenadiary.com

それ以来、子供時代に自分がロボットアニメが好きだったことを思い出したのだが、それをきっかけにここ最近はTUTAYAで「装甲騎兵ボトムズ」をレンタルしており(現在12巻まで鑑賞済み)、私の中ではちょっとしたロボットブームが続いている。 

装甲騎兵ボトムズ DVD-BOXI

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2010/02/23
  • メディア: DVD
 

2.ロボット対怪獣!
そうした中、今夏注目のロボット映画が公開されたことはご存知の方も多いはず。そう、ハリウッド初の「ロボットVS怪獣」というコンセプトで製作されたSF映画「パシフィック・リム」だ。


映画『パシフィック・リム』本予告 杉田智和吹替え版

この春頃からギズモードなどのニュース媒体でちらほらと宣伝されていたので、ロボット好きの私も「なかなか自分のツボにはまった映画だなあ」とひそかに注目はしていた。

www.gizmodo.jp

 そうしていよいよ8月の日本公開を迎えたので、先日妻と地元のショッピングモールでこの映画を鑑賞してきた。一応、ストーリーを簡単に説明すると、以下のとおり。

突如、太平洋の深海から異次元からの侵略者であるKAIJUが現れて、世界中の都市を破壊し始める。環太平洋の国々はKAIJUに立ち向かうため人型巨大兵器「イェーガー」を製造し、これに立ち向かう。なお、イェーガーの搭乗者には二名が必要であり、両者が心をシンクロさせなければ、操縦することはできない。当初はイェーガーの活躍によりKAIJUを撃退していたが、やがてKAIJUの出現間隔が短くなり始め、人類は窮地に立たされる…。

この映画の監督であるギレルモ・デル・トロ氏は、幼少期から日本の特撮映画やアニメ作品に触れており、この映画によって愛着を有する日本へのオマージュを示したという。そのため、作中には「ゴジラ」「ウルトラマン」「機動戦士ガンダム」「新世紀エヴァンゲリオン」などの作品を彷彿とさせるような描写がところかしこに存在しており、元ネタを知る人には十分楽しめる内容となっている。 例えば、主役イェーガーである「ジプシー・デンジャー」が必殺技を繰り出すときに搭乗者が「ロケット・パーンチ!」「チェーン・ソード!」「プラズマ・キャノン!」など連呼するのはマジンガーZなど60~70年代ロボットアニメのノリだろう。(ちなみに、刃が鞭のようにしなる「チェーン・ソード」の元ネタは、30年近く前のアニメ「機甲界ガリアン」だろうか)。

なお、近年の吹き替え版映画の場合、話題作りのためかアイドルやタレントを声優に起用して作品の雰囲気を完全にぶち壊すこともあるが、本作では日本アニメでおなじみのベテラン声優を起用しており、非常に好感が持てた。(個人的にはガンダムのアムロとシャア役の声優さんが競演しているのが、うれしかった)

3.まとめ
本作はハッピーエンドに終わるが、その気になれば、続編も作れるだろう。しかし、一作限りで終わった方が潔いような気もする。ストーリーもテンポよく進み、難解な謎もなく、単純にロボットとKAIJUのガチンコ勝負を楽しめる作品である。というわけで、興味を持たれた方は、今夏の娯楽作品として鑑賞してみてはいかがだろうか。

パシフィック・リム ビジュアルガイド (ShoPro Books)

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