我が家では、このお盆休みに岡山へ家族旅行を行った。目当ては電車(子供)とお城巡り(私)で、その模様を3回シリーズで紹介してみたい。
1.あの有名駅長との再会!?
当日は、車で岡山に移動して、お昼過ぎに到着する。そして、ホテルに荷物を預けた後に市内を散策する。私たちは岡山市内は路面電車(岡山電気軌道)で移動したが、たまたま乗車した路面電車がどこかで見覚えのあるデザインだと気がつく。
そう、昨年秋の和歌山旅行の際に、和歌山電鐵の「たま電車」に乗車したが、その路面電車バーションのようだ。これは、和歌山電鐵の親会社が岡山電気軌道であり、親会社が子会社の大人気キャラクター「たま駅長」を拝借しているということか・・・。
これはラッキーと早速乗車してみたが、内装もたま駅長づくしで、しかも、降車ボタンを押した際に光る表示灯まで、猫を意識しており、ここまで徹底すると気持ちいいぐらい。和歌山県の名物駅長の「たま」効果がここ岡山まで影響を及ぼしているとは少し驚いてしまった。
2.悲劇の戦国大名 宇喜多秀家の居城
さて、私たちはそのまま「たま電車」に乗車して岡山城に向かうことに。JR岡山駅の東部に位置する岡山城は、安土桃山時代の戦国大名である宇喜多秀家の居城として有名だ。お城の壁が黒いのが特徴的。
現在、放映中のNHK大河ドラマ「真田丸」にも登場している宇喜多秀家は、美作や備前(現在の岡山県)を領有する戦国大名。時の天下人である豊臣秀吉に気に入られてその養子となり、五大老の一員に迎えられるなど破格の扱いを受けたエリート中のエリートだ。しかし、「関が原の戦い」では西軍主力として奮闘するも、徳川家康率いる東軍に敗北した結果、最終的には捕らえられて、八丈島へ島流しにされるという悲劇のエピソードが残されている・・・。
とりあえず、初日はこのような感じで岡山市内をブラブラと散策した。続きはまた次回に。