先日、山口県を訪れる機会があったので、県東部の周防アルプス縦走を敢行。アルプスといっても、標高は500メートル前後でそれほど難易度は高くない。
スタート地点は、JR山陽本線の柳井駅。ここから北に向かって住宅街を抜けて歩くと、やがて緩やかな坂道となる。
20分ほどで金剛寺に到着。ここから登山がスタートするが、歩き始めて10分ほどであっさりと大師山の山頂(129メートル)に到達。まあ、ここまではウォーミングアップみたいなもの。
一息着いてから次の目的地である三ヶ岳を目指して歩き出す。竹林を抜けて、南側の合間から瀬戸内海を見渡すことができる。当日は天気も良く、寒さもそれほどではないため、絶好の登山日和。そして1時間ほどで三ヶ岳に到着。
ここで昼休憩をとってから、最後の目的地である琴石山を目指す。こちらは道がきれいに舗装されており、登りやすい。後で知ったが、琴石山は山口県の百名山に指定されているらしく、ハイカーもちらほらと見かけた。
50分ほどで山頂に到達。ここからは南に広がる大展望が広がる。登山をしていて最も心躍るのがこの瞬間で、それまでの疲れも吹き飛んでしまう。周防大島や松山方面に向かうフェリーなどを見下ろしつつ、のんびりと休憩する。
この素晴らしい絶景をお伝えするべく、グーグルストリートビューも貼り付けておこう。
帰りの時間もあるため30分ほどしか山頂には滞在できなかったが、この絶景を楽しむことができただけでも、山口県まで訪れたかいがあるというもの。昨年夏に福岡県の風師山に登ったときもそうだったが、海を見下ろせる山登りというのは、なかなかいいものだ。